くりちゃんの甘いものに首ったけ

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柴又 高木屋老舗の草だんご

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京成線柴又駅から歩いて5分、

帝釈天の参道沿いにある草だんごの老舗「高木屋」。

 

柴又は言わずとしれた映画「男はつらいよ」の主人公・寅さんの生まれ故郷。

映画で寅さんのおいちゃん、おばちゃんが経営するだんご屋のモデルとされて

いるのが「高木屋」です。

 

名物「草だんご」は基本的にはお持ち帰り用となっているのですが、

店内でも食べることが出来るので、

映画と同じ気分を味わいたいならその場でいただくのがよろしいかと。

 

今回は「草だんご」と「おだんごセット」を注文してみました。

 

 

 

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参道沿いの他の店でも草だんごを買うことは出来ますが、

やはり高木屋の草だんごはちょっと違う美味しさがありますね。

 

話によると、お米はコシヒカリ、よもぎは筑波産、小豆は十勝産。

思いっきりこだわりがあるんですね。

 

程よい甘さのあんとよもぎの優しい香りがするだんご。

両者の相性はばっちりです。

 

もちろん、みたらしも海苔もと~っても美味しかったですよ。

 

 

 

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お昼にはすぐとなりの大和屋で上天丼をいただきました。

 

テレビ東京の番組

和風総本家スペシャル「ニッポンの門前町を支える職人たち」で、

前田吟さんが美味しそうに食べていたあの天丼です。

 

いやぁ~ もう最高ですね、ホント。

 

大和屋は映画「男はつらいよ」のロケの拠点となっていたそうですね。

映画の中の寅さんは天ぷらが嫌いという設定でしたが、

渥美清さんは本当は天ぷらが大好物だったそうで、

大和屋の上天丼をよく食べていたというお話を聞きました。

 

 

 

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食べ物の話ばかりになってしまいましたが、

もちろんお参りもきちんとしてまいりましたよ。

 

まさにタイムスリップでもしたかのような風景。

 

柴又は、

今や失われつつある日本の風景を堪能できる数少ない貴重な地であることを

あらためて思い知った次第です。

 

 

 

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